当院の歯周病治療

歯周病は、お口の中だけに留まる病気ではなく、全身の病気とも深い関わりがあります。また生活習慣病であるため、たくさんの方に発症する可能性のある病気です。そのため当院では、できるだけ多くの患者さまの健康維持に関するサポートができるように、歯周病治療に力を入れています。

歯周病が重度にまで進行してしまった場合、歯の土台となっているあごの骨が溶けてしまい、抜歯を避けられなくなることがあります。そんな事態を食い止めるためには、歯周病治療に関する専門的な知識や技術、豊富な経験を重ねた歯科医師による治療が必要です。

当院の院長は、歯周病治療に関して10年以上（※）の経験があります。多くの症例を診断・治療して経験を積み、磨かれた技術があるため、歯周病が重症化した患者さまの治療にも対応が可能です。

歯周病がなかなか改善しないとお悩みの方は、一度ご来院ください。最初は相談だけでも構いませんので、お気軽にお越しいただければと思います。

歯周病は、お口の中の細菌によって引き起こされる病気です。症状を改善するために、細菌が繁殖する温床となっている歯石やプラークといった汚れを取り除く治療を行います。

汚れの除去には、歯科用の顕微鏡「マイクロスコープ」を使用します。肉眼の５～20倍まで拡大して見ることができるので細やかな処置をしやすく、歯周病の原因となる汚れを効果的に取り除くことが可能です。

さらに当院では、外科手術を伴う治療や、専門的な薬剤を使った治療で、重症化した歯周病治療にも対応しています。

基本的な治療では取り切れない、歯と歯肉の隙間である歯周ポケットの奥深くに溜まった汚れを取り除くために、「フラップ手術」などの歯周外科治療を実施。歯周病で歯肉が下がってしまい、むき出しになった歯の根をカバーする「根面被覆」や、汚れを除去しやすくする「歯肉切除法」といった歯肉の形成手術も行っています。

ほかにも、歯周病で失われたあごの骨や歯肉を再生する歯周組織再生療法「GTR」も可能です。メンブレンやリグロスといった薬剤を使う再生療法については、保険外診療で対応しています。

こうした、歯周外科や再生療法といった手術を伴う治療を行う際も、精密かつ緻密な対応が可能なマイクロスコープを使用しています。

歯周病を改善するために、歯石やプラークの除去を行うのは、歯周病治療のプロである歯科衛生士です。当院には経験20年以上（※）の歯科衛生士をはじめ、勤続年数６年以上（※）の経験豊富なスペシャリストが揃っていますので安心してお任せいただけます。

また当院では、患者さま一人ひとりに担当の歯科衛生士をおつけする「担当歯科衛生士制」を導入しています。同じ衛生士が継続して担当しますので、お口の中のちょっとした変化に気づきやすいのがメリット。担当制にすることでお口の中の状態に応じて、効果的なご家庭での歯みがき方法や、個人のライフスタイルに合わせた生活習慣の改善についてのアドバイスを、より効果的にきめ細やかに行うことができます。

ご自宅でセルフケアができるようサポートしています。歯周病がなかなか改善しないとお悩みの方は、ぜひ当院にご相談ください。

（※2019年現在）